2018年03月一覧

躁鬱リズム表

躁うつ病の患者さんの中で、使う人がいるツールに、「躁鬱リズム表」というものがあります。

 

どんなものかと言いますと、

・毎日の気分を5段階評価(-2,-1,0,1,2)

・何時から何時まで寝てたかを、昼寝も含めて記録する。

というものです。

 

最後の退院の間際、ある看護士さんから

「躁鬱リズム表をつけるようになって、グッと入院の回数が減った患者さんがいる」

と教えてもらったので、真似して始めました。

 

退院後もしばらく躁鬱リズム表続けてて、診察でもそれを主治医に見せて色々アドバイスもらったりしてたんですが、あるとき、

 

「○○さんの場合は、ちょっと真剣にやりすぎてて逆に負担になって鬱傾向になりがちになってるかもしれませんね」

 

とか言われてしまいました・・・

もともと、躁鬱リズム表の目的って躁転防止の方が大きくて、どちらかというと鬱の方が多い僕にはあまり効果ないだろうということで取りやめになりました。

まあ、僕の場合は合わなかったんですが、躁優位の方とかには効果があるかもしれないので、気になる方は一度やってみるといいかもしれません。

ただ、自分で判断して付けた数字(気分の点数)に、逆に支配されてしまって調子を崩すことは避けたいところです。

 


ベルソムラで必ず悪夢を見るわけでもない

今日はベルソムラと悪夢の関係についてお話します。


ベルソムラは2014年より発売されている、オレキシン受容体拮抗薬と呼ばれる睡眠薬です。

長時間型で、中途覚醒をかなり防いでくれます。

自分は長時間寝るために、ベルソムラを処方され、毎晩1錠飲んでいます。

この薬は依存性も低く、副作用が少ない上、中途覚醒をかなりふせいでくれてとてもいい薬なんですが、一つ嫌な副作用があります。

それは、「悪夢を見る」というものです。(出現率は5%以下と言われているが、とてもそんな低いとは思えない)

自分も、この薬でよく悪夢を見ました。

それは、人生の大きな決断のときに失敗する夢。受験、就職、結婚など。

そういった夢をみた場合、寝起きは相当気分悪いです。だからこの薬長い事飲まなかったんですが、最近中途覚醒に悩まされるようになり、常用するようになりました。そしたら、必ずしも悪夢を見るわけではないことに気付きました。

 

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があることは皆さんご存知でしょう。

・レム睡眠は、脳が起きていて身体は眠っている。

・ノンレム睡眠は、脳が眠っていて、身体が起きている。

そして、睡眠中にはレム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されています。

脳が起きているのはレム睡眠中なので、夢を見るのはレム睡眠中と考えられています。

 

それで、ベルソムラで悪夢を見る仕組みなんですけど、

・ベルソムラには「ノンレム睡眠を減らすが、レム睡眠は短くしない」という特徴があるため、夢を見やすくなってしまうのではないか?→夢を見やすくなると、悪夢を見る回数も増える

・ナルコレプシーの症状として悪夢が生じてるのではないか?

などが考えられています。(解明はされていない。)

また、ナルコレプシーという病気(過眠症ですが、悪夢を見ることもある)があるのですが、これはオレキシンが足りないことが原因とされています。ベルソムラは人工的にオレキシンをブロックするので、ナルコレプシーに似た状態を作ってしまっている可能性があります。

と、ちょっとややこしい説明をはさみましたが、最近はたまに悪夢も見ますが、基本、わりと面白い夢をみて楽しかったりしますww

例えば、フォークギターの弦のとても細いもの(夢の中では0.02mm)が欲しいんだけど、2弦と5弦がない。

2弦はアキバの楽器屋でみつけた!5弦はどこさがしても売ってない!0.03mmで妥協!だけどそれぞれ1本あたり3000円もかかってしまった。

結婚記念日にプレゼントする資金が減った!とかいう夢。

他には、敬愛する村上春樹氏となぜかデートみたいに二人で遊び、サインももらったし、握手もしてもらった夢。

と、今現在、

夢見ない:5

悪夢:2

いい夢:3

くらいですかね。悪夢は慣れました。

でも、いつまでたっても悪夢ばっかで慣れない人は医師と相談して、ベルソムラやめたほうが懸命かもしれませんね。