6人代えてきたこのスタメンは、おそらく決勝トーナメントに備え、主力組の体力を温存し、それでいてかつ引き分け以上を狙ったもの。できれば無失点で。
前半はよかった。岡崎の猛プレスもはまっていたし、なにしろ無失点だった。
日本にも得点のチャンスがあったが、ことごとく武藤が潰していた。こいつはあかんわ。
あそこで宇佐美見えてないとかないやろ。
川島のビッグセーブも飛び出し、非常にいい感じ。
しかし事故まず1。
元々足を痛めてる岡崎に限界がくる。後半開始早々。3枚しか切れないカードのうちの貴重な1枚を切って岡崎に代えて大迫を出さざるを得なかった。(大迫は完全に試合から消えていたが)
事故その2。
一番警戒すべきセットプレーから、なんと決められてしまった!
後半14分。
この時点でコロンビアvsセネガルは0-0。このままいけば日本はGL敗退。
西野朗、動く。後半20分、宇佐美に変えて乾投入。攻めの姿勢を見せる。
そして後半29分、コロンビアが先制。もちろん情報は西野朗の耳に入る。
このままいけば、フェアプレーポイント(警告数)の差で、日本が2位抜けする。
後半37分。負けてる日本、普通なら前線のトップ下に香川か本田あたりを投入するところ、なんと長谷部投入!ボランチ3枚の超守備的布陣!
そしてそこから、負けてる日本、ボールをゆっくり回し始める!
負けてるのに鳥かご!前代未聞!セネガルがコロンビアから1点とったらおしまいだよ!
名将西野朗の頭の中・・
「この暑さ、メンツで1点取りに行くのは危険だ。もしカウンター食らって失点を重ねると超やばい。それならこの試合はこのまま終わらせて、セネガルが点を取らないことに賭ける方が妥当。どうやらコロンビアも時間稼ぎし始めてるようだし。」
点を取りに行って取れる確率は20%なかったでしょう。
そして取りに行ったら逆襲食らって失点する確率が10%はあったでしょう。
時間稼ぎしてるコロンビア相手にセネガルが追いつく確率は10%以下か?
そんな計算を聡明な頭脳で計算した。というか、事前にこういうケースも想定してたんでしょう。
キャプ翼でも見たことのない仰天采配に繋がる。
負けてるのに鳥かごww
実は最善の選択だった。
ポーランドももう勝ちだし、これ以上点取ってもGL突破できるわけでもないし、鳥かごに付き合ってくれた。
こっちの試合より数分遅いコロンビアセネガル戦を凝視!
あと1分!耐えた!日本2位通過決定!
勝てば官軍(勝ってないけどww)
西野朗はギャンブルに勝った。素晴らしい。
次は7月2日深夜3時のベルギー戦。
ルカク、アザール、メルテンス、デブライネ、デンベレ。
タレント軍団。優勝候補ダークホース。
勝ってしまえ!翌日会社休んで応援する!