【昔の思い出】同じ職場の年配者が自殺

もしかしたらこれ、書いたかもしれませんが、書きたくなったので書きます。

僕は就職してたしか2年目の頭あたりに、開発から変な部署に飛ばされました。

ものすごい偉い(らしい)部長が直属で1グループ作って、活きのいい若手にアイデアださせて新しいビジネスを考えようみたいな。

躁転してた1年目の後半、すげー活きのいいやつに見られていた僕は、当時の直属の上司からいってみてくれと頼まれてそこに行くことになりました。

しかし、激鬱で何にもクリエイティブなことなんか思いつかない当時、苦痛でしかない。

とにかく就業時間が苦痛そのもの。頭回らないから議事録も書けなくて先輩(イヤなやつだった。ほんとはいいやつだったのかもしれないが)に怒られたり。

先輩「お前もなんかアイデア出せよ」

とか言われても全く何にもアイデアなんて出なかった。

先輩「部屋、かたしといて」

とか言われて、関西人の僕には「かたす」の意味がわからずまた無駄に悩んだり(かたづけるって意味らしい)

しょっちゅうずる休みしてました。会社に電話して、社員の人ではなく、電話をいつも取る派遣さんに「休みます」って言って休んでました。これも先輩に注意されましたが。

ビジネスのアイデアを一人で考える時間は、どうせアイデアなんて浮かばないので、画面の隅でエミュレータでDQ3やってたのを記憶してます。他には、配られてたFOMAのiモードで釣りゲーをやってましたね。。。釣りゲーの魚のグラが結構でかかったのか、なんと部長より携帯料金を使ってしまってこれもまた怒られました・・・

10人くらいのグループでしたが、庶務担当として、一人今の僕の年くらいの冴えなさそうな課長代理がきてました。

その人もあまりやることがなくてつらかったとは思うんですが、ある日、その人が使ってるときプリンタが調子悪くなりました。通常の状態の僕ならばすぐ手伝うところなんですが、なんせこっちも激鬱。手伝うなんてできない。見捨ててました。

他の健康なメンバーも、ロートルの課長代理の面倒みてる暇なんてないのか、誰も助けてあげなかった。

そして次の日の午前、その人来てないな。と思ってたら午後に、亡くなったとの知らせが入りました。売店でみんな白ネクタイ買って、その日だったかな?次の日だったかな?葬式に行きました。そのとき僕の脳味噌は膠着してたので何で亡くなったのかすらさっぱりわからなかったんですが、よく考えたら、死因言わないって明らかに自殺ですよね。

たぶん鬱だったんじゃないかなぁ。鬱できつい状態なのに誰にも助けてもらえず・・・

それで逝っちゃったんじゃないかなぁと思います。

僕自身も自殺未遂3回くらいしてるので気持ちはすごくわかります。

ただ、葬式会場をでたところで話してる先輩の言葉がめちゃくちゃ腹が立った。

先輩「○○才で、課長代理で、子供二人・・・退職金もでるしまぁ大丈夫だろ」

大丈夫もクソもねぇ。おめえが殺したんだろ!!間接的にとはいえ。

こういう例をみてると、ほんとさんまさんの「いきてるだけでまるもうけ」って言葉が身にしみますね。

みんな、死ぬのだけはやめよう!生きてたらなんかいいことあるって!

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発祥の経緯も読んでくれるとうれしいです!

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