エヴィリファイは量によって全く逆の効果を発揮する不思議な薬

エヴィリファイ(アリピプラゾール)は不思議な薬です。

少量なら鬱を改善し、大量に飲むと躁を抑えるという、量によって全く逆の効果を発揮する薬なんですね。

以前、躁転ってわけじゃないけど、あまりの不眠に悩まされたことがありました。

眠剤をどんどん増やしていっても、どうしても朝5時に起きてしまうという現象。

眠剤は、一包化に入ってるのは
・セロクエル600mg(セロクエルは眠くなる副作用もあるため眠剤といっしょに一包化されています)
・ロヒプノール2錠
・レボトミン2錠
・ベンザリン2錠
なんですが、これに加え、頓服で貰ってるドラール、ベンザリン、ベルソムラを、

・ドラール3錠
・ベンザリン3錠
・ベルソムラ2錠

まで加えたんですが、どうしても朝5時に目が覚める。

診察はまだ先だったので、電話して聞くことにしました。

こういうことができるのも精神病院のメリットの一つ。

当直の先生と話しました。

当直の先生は、レボトミンをもっと出したいから、できることなら今から病院きてくれといいました。でも、主治医に会えるわけでもないのに、レボトミンのためだけに病院いくのはちょっと厳しい。
(前書きましたが、病院は交通の不便なところにあるんです。バスか車じゃないといけない)

それなら手持ちの薬でなんとかしようと。
ストックはいっぱいあるよ!

エヴィリファイ3mgを寝る前なんと8錠飲めとの指示。
合計24mgか。

今まで1日2錠しか飲んだことがありません。

でも、実際に8錠飲んだら、よく眠れました。

いやー、実に不思議な薬だ。

太らないのもいい点。痩せるとまで言ってる人もいるくらい。

エヴィリファイが(セロクエルの代わりに)自分の主薬だったらよかったのにw

またそのうち紹介すると思うけど、2017年版双極性障害治療ガイドラインにも、双極性障害の維持療法の第二選択薬群には、セロクエル同様に入ってるんだけどな。

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発祥の経緯も読んでくれるとうれしいです!

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