子供二人いるので、常にこれは頭にあります。
遺伝は確実にあると思われるのですが、当時通っていた藪クリニックの医師が、
医師「遺伝はしません」
と断言したもんだから、二人も作っちゃった。という次第です。
まー逆に、
医師「遺伝します」
と言われてたら子供作ることに踏み出せなくて寂しい状態になってたかもしれないので、別の意味でこの医師には感謝ですww
「うつ」と「躁」の教科書から引用
>うつ病と同じように、躁うつ病もいろいろな原因から起こる。ただし、遺伝的なものが底にあることははっきりしている
でも、
「躁鬱の種(因子)を持っていることと、発症することは違う」
と一般的に言われています。
躁鬱の種を持ってる人が、ある特定以上のストレス下に晒されたときに初めて躁鬱が発症するのではないか。
「ストレス脆弱性モデル」と呼びます。
つまり、遺伝等の先天的な要素と、どのような環境でどのように対応してきたかという後天的な要素により決まるのではないかと。
そのストレスって何?
・環境の変化
・家庭環境
・過労
などなど
以上を前提として、片親が躁鬱の場合、子供に遺伝して発症する確率を考えてみたいと思います。
さまざまな意見があります。
・「こころの科学」では、20%程度
・当時の主治医 15%くらい
教科書から引用
>近い血縁者に躁うつ病の患者がいる場合は、発症率は平均より10倍も高くなる
生涯発症率1%を信じるなら、この場合10%になります。
・最初かかった藪クリニックの医師 0%
これらを勘案すると、だいたい15%と考えるのが妥当なんすかねー
この15%という数字は、どう見たらいいんでしょう?
例えば、45%の確率で躁鬱の種は遺伝している。そしてその3分の1がストレス等なんらかの原因で発症したとも考えられます。この仮説が正しいのならば、子供には発症しやすい年齢あたりではできるだけストレスをかけないことで発症を抑えられるかもしれません。
躁うつ病の平均発症年齢って21歳らしいですね。ちょうど大学生。うつ病は40歳くらいなのに。
この差はなんなんだ。
うちの子、二人とも発症しなかったらいいのにーー!
二人とも発症しない確率
(0.85)^2=0.72
72%か!希望が見える!
それに、20年前と比べて治療は格段に進んでるから、もし発症してもなんとかなりそうだし!
だけど0じゃあないので、今高2の息子はできるだけ浪人させたくないなー
大学在学中に発症したら会社に救ってもらえませんからね。
会社に入ってたら、なんとか生きていける例がここにあるww
会社に入ってなくてもなんとか生きていけますが。まー結局は、そんなに深刻に考えることでもないというところでしょうか。